こんにちは。
最近新しいホウレンソウを知った濱田です。
社会人常識であるホイレンソウ。
・ホウ:報告 ・レン:相談 ・ソウ:相談
で・す・が!!
今回のホウレンソウは
・ホウ:放置 ・レン:連休 ・ソウ:早退
ダメ人間製造語!!
こんなん笑うわ
今回は以前からず~~~っと書こう書こうと思いながら
先伸ばしにしていたある監督について書いていきます。
こんな書き方するとアレですがただただ私の中にあるモヤモヤ的なものを吐き出していくだけですので,どうぞお付き合い願います。
ではいきます。
今回も十分に長いですので...
最近思いました
つぶやきの範囲を超えてるなと...
DCエクステンデッド・ユニバース
(DCEU)
アメコミのDCコミックスに登場するキャラクターを主人公としたヒーロー映画が共有する同一の世界観のクロスオーバー,及びその作品群。
「DCフィルムズ・ユニバース」とも呼ばれている。
2013年公開『マン・オブ・スティール』から始まり,DCコミックスのヒーロー達がチームを結成する『ジャスティス・リーグ』の映画化を目指して企画された。正式名称は2015年半ばまで未発表だった為,2008年から始まった『マーベル・シネマティック・ユニバース』に倣って『DCシネマティック・ユニバース』と呼ばれていた。
<作品群>
※公開予定も含む
『マン・オブ・スティール』
(原題:Man of Steel)
監督:ザック・スナイダー
2013年公開
『バットマン vs スーパーマン
ジャスティスの誕生』
(原題:Batman v. Superman:Dawn of Justice)
監督:ザック・スナイダー
2016年公開
『スーサイド・スクワッド』
(原題:Suicide Squad)
監督:デヴィッド・エアー
2016年公開
『ワンダー ウーマン』
(原題:Wonder Woman)
監督:パティ・ジェンキンス
2017年公開
『ジャスティス・リーグ』
(原題:Justice League)
監督:ザック・スナイダー
2017年公開
『アクアマン』
(原題:Aquaman)
監督:ジェームズ・ワン
2018年公開
『シャザム!』
(原題:Shazam!)
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
2019年公開
『(仮)バース・オブ・プレイ』
(原題:Birds of prey)
監督:キャシー・ヤン
2020年公開予定
『(仮)ワンダー ウーマン 1984』
(原題:Wonder Woman 1984)
監督:パティ・ジェンキンス
2020年公開予定
『(仮)ザ・バットマン』
(原題:The Batman)
監督:マット・リーヴス
2021年公開予定
『(仮)ザ・スーサイド・スクワッド』
(原題:The Suicide Squad)
監督:ジェームズ・ガン
2021年公開予定
MoS:『マン・オブ・スティール』
BvS:『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』
JL:『ジャスティス・リーグ』
※以前と同じく映画名は省略しています。
2008年,マーベル・スタジオが公開した『アイアンマン』を皮切りにスタートしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。計画を発表した当初は無謀と評される代物でしたが,繰り出される作品のどれもが人気を博し,今や大成功しています。一見別物に見える作品の数々が実は繋がっており,一つの大きな世界を構成していく手法は「シェアード・ユニバース」と言われています。MCUはそのシェアード・ユニバースを,金と時間がかかる映画単位で成功させました。それに目をつけた数々の映画製作会社によって様々なユニバースが生まれました。
上手くいかず消えていったユニバースも当然存在しますが。
原作となるコミックスはDCの方が歴史が長いですが,実写においてはMCUの後を追うような形でDCEUは成立しています。MCUは基本的に順調な知らせばかりですが,DCEUは不穏な知らせもあるような現状です。ユニバース商法はどの作品を作り,いつ公開するかという綿密なスケジュール表が命です。MCUはほど計画通りに製作が進んでおり評価も高いですが,DCEUは製作に波乱万丈あり評価も割れている状態です。
そんなDCEUの礎といえる人物がザック・スナイダー。
監督をした『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』は,そのどれもがDCEUにおいて重要な役割を担っており,この3作によって描かれたヒーロー達はDCEUにおける重要キャラクターである事から彼らを撮ったザック・スナイダーはDCEUの創造主とも言えます。
実際にDCEUの製作を行うに当たって最初の作品『マン・オブ・スティール』を成功させた功績は非常に大きいです。
続く『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』で
顕著に表れたのが,彼の作風に対する風当たりです。
この作品自体がDCEU2作目にして,世界観の拡大に向けて様々な要素を詰めた挑戦的な作品です。
興行収入的にはヒットを記録したのですが,問題は作品に対する評価で,特に批評家からの意見がよくありません。
「スーパーマンが出ているのに暗すぎる」
(←んな事言ったら前作MoSも十分暗かったけど)
「詰め込み過ぎて作品として成り立っていない」
(←成り立っていないかどうかは別にして,確かに詰め込みまくってたね)
などのレビューがBvSの批判的なレビューの代表的なものです。詰め込み過ぎという意見は確かに御尤もな意見ではありますが,そもそもこの作品には原作となるコミックスがありません。これはザック・スナイダーがこれからのDCEUの世界観を拡げる為の原作の無い完全オリジナルとして製作した作品。
だからこそ挑戦的な作品になっているのです。
※題材としての原作は無い事はないですけどね。
バットマンシンボルの”コウモリ”と
スーパーマンシンボルの”S”が合体して登場。
めっちゃかっこいい!!
対決と謳っておきながら「vs」ではなく「v.」
先頭に「BATMAN」をもってくる。
マン・オブ・スティールを「SUPERMAN」。
「DAWN OF JUSTICE」とは後に「ジャスティス・リーグ」というヒーローチームを結成する布石。
これはバットマンとスーパーマンの邂逅の物語であり
対決する事は副次的なものである事が分かります。
何故,邦題は「v.」ではなく「vs」にしたんや...
そこに意味があると何故分からんのや...
これはアカンよ
どうしていつもいつも邦題で失敗するんや
私はMosもBvSも大好きな作品であり,ザックスナイダーが敷いたレールに沿って形成されるDCEUの大ファンでした。基本的に好評なMCUに比べ意見が割れるDCEU。人によっては彼を戦犯と形容する事がありますが,そんな強いクセを持つザック・スナイダーこそDCEUに必要な人物であったのではないかと思います。
寧ろ必要だったんです!!
何故必要だったのかをこれからつらつら書いていきます。
「誰もが知るヒーロー」たるスーパーマン。
彼がエイリアンであるという設定は知らなくても全身青タイツに赤マント,胸にあるSのシンボル,空を自由自在に飛びまわるというその特徴はまさしく誰もが知るもの。彼はMos,BvSで主人公を務め,JLでは一種のマクガフィンとして登場します。MoS,BvS,JLというスーパーマン・トリロジーがDCEUの根幹を成していると考えると彼は中心人物と言えます。
彼の誕生とヒーローとしての駆け出しを描いたMoSは
過去作の雰囲気とは明らかに異なるものでした。
色褪せたような色調,陰影がくっきりとした映像,深いセリフ,壮大な音楽(ハンス・ジマー最高!),現実世界に即したリアルな展開,絵画のようにキマッた描写,全編にわたるシリアスな雰囲気など現代のスーパーマンとしてスクリーンに蘇りました。
これらは「トーンが暗い」「ダークな雰囲気」と言われています。そしてこの雰囲気は続編のBvSにそのまま受け継がれ,20年もの間ゴッサム・シティで活動を続けて疲れ切り,乾いた憎しみを抱えて希望を失っていたバットマンが参戦した事により,この"シリアスさ"はさらに加速していきます。
最終的にそれに業を煮やしたワーナー・ブラザーズによる「明るい」政策に基づく改革がJLに入り,本来の作品路線から大きく逸れていく事になる...
それら全ての特徴の数々はザック・スナイダーが意欲的にDCコミックス実写化作品に取り入れたものです。MCUついて言及したインタビューで「僕らは"神話"を作っているんだ」と語りました。この言葉は非常に印象的です。映画という世界の中で”神話”という要素を取り込もうとする彼の志に関する発言こそが,彼のDCEUに抱いているヴィジョン。カラフルさは無く基本的にシリアスな雰囲気,キマったカットのこれらの要素が絡み合う事で一連の物語は非常に密度が濃いドラマとなる。
私はこれらを総して”ダーク・シリアス”と呼びます。
ダークなんちゃらやとスターウォーズのシスみたいやな笑
”ダース・ベイダー”みたいな??
この”ダーク・シリアス”は少なくともDCEUの序盤では必要なものであり,ザック・スナイダーにしか出来ない事だと思いますし,その”シリアスさ”がDCEUというユニバース及びワーナー・ブラザーズには必要な要素だったと思います。
ダークユニバース(ユニバーサル)
【←これは頓挫しましたが】
モンスターバース(レジェンダリー)
【←これはゴジラバースなので是非とも成功して欲しい】
といったユニバースものが立ち上り激化していくハリウッドで,DCEUには決め手となる強い武器が必要でした。
それがこの”ダーク・シリアス”だと思うのです。
しかしこれでは”DC=ダーク・シリアス”という認識を生み出しかねないし,この雰囲気は万人受けするものではない事も事実。だからこそ批判的なレビューがあるのですから。
しかしこの"ダークさ"にも理由があります。
ダークと称される箇所は「色褪せた色調」以上に
登場人物達の葛藤する箇所にあると思います。
では何故現代のヒーロー達は葛藤するようになったのか?
それは葛藤する事により観客は感情移入しやすくなるからです。葛藤を描くという事は,登場人物の心理的な動きや迷いを描くという事になり,その思考のプロセスを丁寧に追って描く事は,観客がその登場人物の思考及び行動を追い理解する事で感情移入する事が可能となります。
それは"観客の心に残りやすくなる"という事。
スーパーマンを例に考えると分かりやすいです。
ザック・スナイダーがMoSで描いたスーパーマンを筆頭とするクリプトン人の力は絶大なもの。彼らは超スピードで移動し,音速を突破した速度で飛行し,どんな衝撃も受け付けない頑丈さ,両目から打ち出すヒートヴィジョン。
コミックの強さをそのまま現実世界で反映させた結果
都市のビル群が次々に破壊されていく様は形容しがたい。
完全なチートですね。
そんなパワーを持つ人物が最初から苦悩せず順調に恋をして人助けをするナイスガイのような明るい雰囲気は確かに誰でも楽しめると思います。
ですが映画としての楽しみは損なわれます。
非現実的な強さを大真面目に実写化する代わりに,その人物は観客と何ら変わらない葛藤する人間であるというギャップで”ある意味”バランスが取れるのです。これによってスーパーマンはフィクションのキャラクターではなく,実際に悩み苦しみ傷つきながらもヒーローに成長していく一人の人間として観客の心に残ります。クリプトンの息子クラーク・ケントは人間らしい泥臭い葛藤を乗り越えていく事で,往年のスーパーマンへと成長していく。
この過程のその"変化"こそが映画として美しい。
リアルな心理描写とVFXを駆使したダイナミックな映像の組合せこそがDCEUをDCEU足らしめるものだと思います。
特にザック・スナイダーは非常に画づくりに拘る監督です。
2人の人物が会話するシーンは,映画ではよくある状況でありますが,彼はこの会話シーンですら拘りまくります。
表情は言わずもがな人物の配置や照明で付けた陰影により,人物の置かれている状況や心境を表現しつつ,それだけを切り取っても拘りのあるカットになっています。
個人的に彼が撮った映画は
全編にわたってどのカットも構成的に美しく綺麗です。
”ダーク・シリアス”を輪にかえているのが,陰影をくっきり付け色褪せたような色調。しかし彼はむやみに色調を落としたり,暗めに撮っているのではなく,確固たる理由でそのような撮影を行っていると思います。MoSでは色褪せているかもしれませんが,BvSでは撮影監督のラリー・フォンの働きもあり暖色系の色調が印象的です。JLでは彼は「むやみにダークな映像は撮らない」と述べていました。
”ダーク・シリアス”と称するのは簡単ですが,これによって作品に決定的な印象付けを行う事が出来るし,非常に見応えのある映像に仕上がると思います。この仕上がりは一回観たらそれで終わりという映画ではなく,何度観ても満足度の高いものです。それこそがザック・スナイダーの特色であり,醍醐味でもあります。アニメや漫画でしか出来ない構図を,実写でそのまま実現する辺りに彼の監督としての腕前と確固たる意志であり,それをどのタイミングでぶつけるのがベストなのかもよく分かっていると思います。
彼の持ち味としてアクションシーンも外せません。
闘いの舞台となる場所の特徴を利用する事でキャラクターのパワーを示す。自由自在にフィールドを駆け巡りキャラクターの印象的な動きを捕らえる。漫画などの映像をVFXを駆使してそのまま実写化したようなダイナミックな映像は圧巻の一言。普通はやらないような映像作りを大胆に映像化に持っていく彼の決断と手腕は素晴らしいものです。
画づくりに加えもう一つ。
ザック・スナイダーはただ任されたから映画を撮る仕事人ではなく,彼自身がDCコミックスの大ファンである事。そんな彼が指揮を執りスクリーンに映し出す世界観は,非常にユニークで優秀なストーリー・テラーでもあると思います。MoS→BvS→JLと急速に拡大していく世界観と衝撃展開は,MCUに比べると非常に駆け足で無茶な展開である事は否定出来ませんが,その無茶の中にこそザック・スナイダーはストーリーを見出し,大真面目に取り組んでいたのだと思います。
そんなJL製作中に同作から降板するという
大事件が起こりました。
20歳の愛娘が自殺してしまい,その悲しみを癒す為に家族と過ごす事を決意したという事です。後任は『アベンジャーズ』シリーズを手掛けたジョス・ウェドン。
一部再撮影を行い,作風を大きく変えてJLは完成しました。ワーナー・ブラザーズCEOの指示により上映時間は2時間以内に収まり,ジョス・ウェドンにより作風が明るくなった。
しかし楽しい映画にはなったと思いますが
私が求めていたモノには程遠かった...
ジョス・ウェドンがダメだったと言いたい訳ではないのです。
ただただザック映画が観たかったという事なのです。
明らかに前2作と比べて,映像の色調が色鮮やかで明るくなり,スタジオ側の指示したテコ入れの影響が出て,非常にコンパクトな内容へと変貌していました。オリジナルのスナイダー・カットは,劇場版よりも映像や展開のトーンは暗く,そして長かったと言われており上映時間は3時間はあったとされています。3時間あった物語を2時弱に収めたという事は,かなりの部分を削った事になります(1/3ですからね)。その為,スナイダー版を期待していた多くのファンから「ザック・スナイダーが当初構想していたバージョンを観せて欲しい」という声が上がり,署名運動に及んだ程です。
因みに私もその一人です。
これが俗に言う
ジャスティス・リーグ
スナイダー・カット事件!!
(この呼び名は冗談ですが
<「スナイダー・カット」は存在するのか?>
現在発売されている劇場版JLの映像特典にあるのは
およそ2分程のスーパーマンのシーンのみ!
ザック・スナイダーは当初構想していた内容は「ハード」で「恐ろしい」ものだったと語ったが,スタジオ側が「クレイジーだ」という事で却下されたとされていました。
しかし映画製作に関わったクルーによるリークが数多く存在し,その為スナイダー・カットは存在し製作段階においては終盤まで出来あがっていたと言います。
これはスナイダー・カットを望む者として非常に嬉しい。
リーク情報によれば,スナイダー・カットは既にピクチャー・ロックがされているそうです。ピクチャー・ロックとは,撮影された映像を編集による整理・調整を経たもの。視覚効果や音響効果はついていないですが,追加シーンや編集される箇所も無く,最終版である状態を指します。この最終編集版は,オープニングからエンドクレジットまで全て決まっている事になるそうなので,この段階で上映時間は決定します。
それでは当初スナイダーが構想していたオリジナルJLは
どのような内容だったのか?
BvSで一部描かれたブルースが見た詳細不明の”ナイトメア”シーンの説明をJLで付けようとしていたようです。
DC最大のヴィランであるダークサイドが反生命方程式を完成させ,ジャスティス・リーグは僅かなメンバーのみが生き残る"遠い未来"に行き着くというもの。
<JLで削除されたとされるシーン>
:マザーボックスでフラッシュから生じる電撃でスーパーマンを復活させる時,サイボーグがカウントダウンを始めるが,彼はこの時にBvSのブルースと同じヴィジョンを見る。カウントダウンが”1”になった時に見えたそのヴィジョンは,可能性の未来として荒廃した未来,悪に堕ちたスーパーマンによるリーグの終焉,そして一瞬ながらダークサイドの姿も目撃する。
<BvSでブルースが見たナイトメアシーン>
:バットマンである自分がレジスタンスのような組織のリーダーであり,荒廃した世界,あちこちから立ち上る火柱,そして地面には巨大なΩマーク・・
(このΩマークはダークサイドを示すマークです)
これはバットマンの異名であるダークナイト"Dark Knight"と悪夢"Nightmare"をかけてこの一連のシーンを"Knightmare(ナイトメア)"と呼ばれています。
JLのヴィランであるステッペンウルフのボスであり,惑星アポカリプスの支配者であり,いずれリーグと戦う事なる最強の敵ダークサイドが描かれます。3つのマザーボックスが三位一体を達成した時,そのあまりにも強大な力によって地球は一瞬にして滅亡に追い込まれる。これが削除されたサイボーグの見たヴィジョンと符合するのです。
ブルースが何故"Knightmare"を見たのかの原因は不明ですが「起こりうる可能性の未来」として「ダークサイドの侵攻を食い止める事が出来ず,スーパーマンが愛するロイス・レインを失い悪へと堕ちたスーパーマンに地球は支配された」という最悪の未来で,自分の最後の瞬間を見たと推測されています。
JLで削除されたサイボーグが見る"Knightmare"も未来の自分の最後の瞬間を見たとすると「ダークサイドの姿を一瞬だけでも目撃し最後は悪のスーパーマンによって殺される」というのが,マザーボックスを落とすカウントダウンが”1”を切った僅かな瞬間に起こった出来事であり,スーツに搭載された補助用AIもこれと同じものを見てしまい,AIは復活したスーパーマンを分析し将来の脅威になりうる存在としてサイボーグの意思を無視してまで排除しようとした...という事になります。
劇場版では復活したスーパーマンは何が起こっているか分かっていないだけで敵対している訳ではなかったですが,サイボーグの唐突な攻撃によりリーグ相手に戦う流れになりました。
これなら劇場版よりもかなり自然な流れになりますね。
未来のフラッシュがブルースの元に現れ「ロイス・レインがカギだ」と伝えるシーンも伏線回収される筈だったようです。
ブルースは,とある出来毎により身体の半分を失ったサイボーグと共に,過去のブルースに警告を伝える為に,フラッシュが時間を遡る研究を進めていた。ブームチェーブを通じてダークサイドがバットケイブに出現し,ロイス・レインを殺害するのを防ぐ為だ。未来のフラッシュが現れた時フラッシュは「僕は早すぎたのか」と叫んだが,観客はおろかブルース自身もその言葉の意味が理解出来なかった。フラッシュはバットケイブ内に設置されたコズミック・トレッドミルを光速で走り,時間を遡る事が出来るようになる。過去のどの瞬間に戻るかは地球に自転に基づいているので,地球そのものが正しい位置に存在していなくてならない。
過去に戻るには2つの”窓”があった。
ブルースはいずれかの”窓”にフラッシュを飛び込ませるべきかをサイボーグに尋ね彼が選ばなかった方にした。サイボーグが選択した先が「早すぎた」時間軸だと考えたからだ。
これまで『ドーン・オブ・ザ・デッド』『エンジェル・ウォーズ』『ウォッチメン』『バットマンvsスーパーマン』のこれら全てザック・スナイダー監督作品であり公開後に「エクステンデット・エディション」が発売されていますが,そのどれもが劇場版より高い評価を受けています。
JLを三部作として構想していたようですし
その他にもBvSとJLの相互補完も構想していたようです。
本当にこのバージョンが観たかった...
ジャスティス・リーグとダークサイドの闘いをスクリーンで観たかった...
ダークサイドはMCUでいう所のサノスと同等存在ですね。
寧ろDCダークサイドを真似たヴィランがMCUサノスなのですが...
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のような熱い最終バトルをJLでも観る事が出来るのかなと思っていたのですが,それはもう叶わない...
叶わない願いというものは辛いですね
いつか叶う日が来るのかな?
実際にJLスナイダー・カットを求める署名運動で
17万人以上が集まっています。
そこまでさせる程の映画を撮るザック・スナイダーは,原作となるDCコミックスを深く理解した上で,ただの実写化に留まらない唯一無二の魅力を持った作品を創り出してきました。改めてMoSを観ると,BvSやJLに繋がる伏線があったり,彼が確固たるヴィジョンを持って製作に取り組んでいたかが分かります。スタジオが決めた計画に沿うだけでなく,非常に深い本質的な部分で繋がっている壮大な三部作ですね。
ワーナー・ブラザーズが非常に個性的な作風を誇る彼を迎え入れるという決断も,そして彼が批判にとらわれ過ぎず全力を尽くしてくれた事は非常に嬉しい事です。あれだけの「カッコつけ」を全力でやり切るクリエイターは他に居ないだろうし,実際に彼が大きな役割を担ったDCEUは追及し甲斐がある非常に濃い世界になりました。
彼が築き上げた世界は,伝統的な原作コミックのそれとは異なり,原作はあくまで原作としてその本質を汲み取りつつ,唯一無二のDCEUとして出発し出来あがりました。惜しくもJLで一旦完結を迎えたDCEUは,今後今までよりも原作を取り入れていく方針に向かっています。原作から異なるような複雑でリアルなデザインが,少しづつ原作コミック調のそれに近づくようにDCEUは日の光を浴びる時期に到達しました。これからはDCコミックが掲げていた楽観・希望というテーマをよりストレートに表現していくでしょう。
”神話”を目指して濃厚な画を撮るザック・スナイダーの起用は,DCEUの一風変わったスタートとなり,JLまででDCEUは基本的な所は押さえる形で完了しました。
そしてより多くの原作ファンが満足出来るようなDCEUが
ここから始まろうとしています。
とは言え,唐突に明るくし過ぎるとMCUと区別がつかなくなりDCEUはその意義やIdentityを見失い競争において自らの首を絞めてしまう事に成りかねません。
彼の築いた"ダークでシリアスな神話"を
どれだけ作品に盛り込む事が出来るか?
私が一番危惧するのはこの一点のみ。
DCコミックスとしてDCEUとしてのバランスを成立させるかはこれからの個々の監督にかかっています。
これだけ夢中になれるシリーズを創り上げ,提供してくれたザック・スナイダーに感謝します。
いつかまた彼がDCEUに戻ってくる日を信じて。
MCUの時も同じような事書いてたな...
まあ実際に好きなのはDCの方ですよ!?
映画『ダークナイト』が一番好きなんで!!
正直,明るい雰囲気よりシリアスの方が好きなんですよ。
長い長い文章にお付き合い頂きありがとうございました。
私の中のモヤモヤが何なのかを少しでも知って欲しかったという
願望のみで今回のブログを書きました。
それだけ好きだったという事です。
じゃあ今は好きじゃないのかと言われると...
次回からは少しだけ自重しますので。
それでは。
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